西洋梨の栄養と健康効果

西洋梨の旬の時期を知ろう

健康的にもお勧めの西洋梨ですが、どうせ食べるなら美味しい状態をしっかり維持しながら頂きたいものです。


そもそも品種ごとの収穫時期が少し違っています。早生種であるバートレット、北海道で作られるブランデーワインなどはまだ夏真っ盛りの8月中旬あたりから既に収穫が始まります。


9月になると、マルゲリット・マリーラ、ゼネラル・レクラーク、オーロラなどの収穫期となります。


山形県のラ・フランスなどは10月に入ってから収穫期を迎え、その後、シルバーベル、ル・レクチェ(新潟県ブランド)が収穫期になります。


いずれの品種についても西洋梨は追熟が必要で、収穫してから2週間~1カ月後が食べ頃になります。つまり収穫とも時期がずれるので、旬のカレンダーを参考にしてもてください。


山形県のブランド西洋梨ラ・フランスは、収穫された後に予冷といわれる通常4℃という低温で1週間~2週間貯蔵され、その後更に1週間程度の追熟期間を経て食べ頃になります。従って11月から12月頃が食べ頃というわけです。


ル・レクチェ更に追熟期間が長くなり、1か月ほどじっくり追熟させて、食べ頃は12月から翌年の1月あたりとなっています。


品種にもよるのですが、食べ頃の見極めは、軸近くの肩の部分を軽く押して、やわらかさを感じる程度としてください。ラ・フランスやル・レクチェは食べ頃のタイミングに芳醇な香りを出し始めます。